嘔吐物の処理にはアルカリ電解水が効果的‼
年配の方やお子様が、体調が悪くなり嘔吐した場合、アルコールで消毒をする方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、嘔吐の原因のウイルスがロタウイルスやノロウイルスの場合、実はアルコールですと殺菌できません。
そこで効果的なのが、アルカリ電解水です。
嘔吐物の殺菌にアルコールではなくアルカリ電解水が効果的な理由を、
ノロウイルスの特性を踏まえて解説いたします。

◆ノロウイルスの特性◆
ノロウイルスは、非常に強い環境耐性を持ち、胃腸炎を引き起こす主要なウイルスの一つです。
① アルコールに対する耐性
ノロウイルスは、エンベロープ(脂質膜)を持たない非エンベロープウイルスです。
このタイプのウイルスは、エンベロープを持つウイルスと比べてアルコールに対して非常に強い耐性を持ちます。
アルコールはエンベロープを破壊することでウイルスを不活化しますが、非エンベロープウイルスにはこの方法が通用しません。
②酸性環境に対する耐性
ノロウイルスは、酸性環境(胃酸など)に対しても耐性があります。
これにより、消化管を通過することができます。

◆アルカリ電解水の効果的な理由と特性◆
① 高いpH値
アルカリ電解水は通常pHが12前後の高アルカリ性です。
この強いアルカリ性が、ノロウイルスの表面構造やタンパク質を変性させ、ウイルスを不活化します。
②タンパク質の変性
高アルカリ性の環境は、ウイルスの表面タンパク質や内部の酵素を変性させ、
ウイルスが宿主細胞に感染する能力を喪失させます。
③環境に優しい
アルカリ電解水は水と電解質を用いて生成されるため、
環境への負担が少なく、使用後も自然に分解され、嘔吐物の処理後の環境衛生を保つのに適しています。


◆嘔吐物の処理手順◆
嘔吐物の処理には、まず物理的に嘔吐物を取り除いた後、アルカリ電解水を用いて清掃することを推奨いたします。
この方法により、ノロウイルスを含む病原体の不活化が期待でき、感染拡大を防ぐことができます。

◆まとめ◆
嘔吐の原因となるノロやロタウイルスはアルコールが効かないウイルスですので、
処理にはアルカリ電解水をご使用ください。
またアルカリ電解水には除菌だけでなく洗浄効果もあるので、日常的なお掃除にぜひご活用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。